内祝いとは??
内祝いとは主に結婚や出産などのおめでたいことに対してお祝いを受けた際に、そのお礼を贈ることを指しています。
また本来の意味は身内でおめでたいことがあった際に、親戚や日頃お世話になっている方に贈り物をして、幸せをおすそ分けしてみんなでお祝いするという意味があります。
ですのでお祝いを受けた、受けていないにかかわらず品物を贈ったりお祝いの席にご招待するというのが本来の「内祝い」の習慣なんだそうです。
基本マナー4選
1.贈る時期
タイミングは結婚や出産、新築祝いなど内容によって違いがあるので、注意が必要です。それでは内容別に見ていきましょう!
結婚内祝い:一般的にはお祝いをいただいてから1ヶ月以内に贈る
出産内祝い:結婚と同じく1ヶ月以内を目安に贈る
産後は体調が優れない場合もあると思いますが、お祝いをいただいてから2か月後までには贈れると良いでしょう。
新築内祝い:新居へ引っ越してから2カ月以内を目安に贈る
引っ越し作業が落ち着いたらなるべく早めに準備しましょう。
快気内祝い:退院または完治後、1~2週間を目安に贈る
2.熨斗は?名入れは?
表書き:水引の上部分で「熨斗上」とも言われています。「内祝」や用途ごとに「結婚内祝」「出産内祝」などと記載します。
水引:本来は贈り物や包装に使用される飾り結びの1種です。
本数は奇数が基本で用途に応じて結び方が異なりますが、内祝いの場合は蝶結びまたは結婚内祝の場合は10本結び切りを使用します。
名入れ:水引の下部分で「熨斗下」とも言われています。贈り主の名前を記載します。出産内祝いの場合は産まれた子供の名前を記載します。
3.NGマナー
内祝いでのNGな品物がありますので、気をつけましょう!基本的に縁起の悪いものはもちろんNGなのですが、プチギフトとして人気な「ハンカチ」も避けた方がよい場合があります。
理由は涙を連想させたりハンカチを漢字で書くと「手巾」となり「手切れ」に通じるとして縁起が悪いとされています。
また「日本茶」は弔事での贈り物として利用されることが多い為、おめでたい場での贈り物では避けるのが無難でしょう。
4.半返しとは?相場は?
いただいたお祝いに対して半分の金額でお返しすることを言います。
内祝いのお返しは半返しが一般的とされています。
もちろん半分以上のお返しをしても問題ないですが、目上の人へのお返しの場合は相手の顔を潰してしまう行為になるのでNGです!
上記の理由から内祝いの相場はいただいたお祝いの半分~1/3くらいを目安に考えると良いでしょう。