法事や法要のお返しとは??
四十九日や一周忌、三回忌などの法事や法要の際に、参列してくださった方にお供え(香典)のお礼として、感謝の気持ちを込めて渡す品物のことを引き物と呼びます。
基本的にお返しは参列してくださった全員に渡すものとされています。
基本マナー4選
1.贈る時期
法事や法要のお返しは四十九日の法要を済ませてから、贈るのが一般的です。
四十九日が終わった次の日から約2週間後の忌明け法要までに贈るようにしましょう。
2.金額の相場
相場はお供えの1/3から半分程度を目安にすると良いでしょう。
親族以外からいただくお供えは1万円程度が一般的とされているため、
法事のお返しは2000円~5000円ほどで考えておきましょう。
3.贈る品物
ふさわしい品物として、形に残らない消え物で保存や持ち運びしやすいものを選びましょう。
食品を選ぶ場合は遠方方来られる方もいるため、日持ちするものがおすすめです。
4.熨斗の種類
表書き:「志」や「粗供養」
水引き:黒白結び切り(地域によって黄白を使用する場合もある)
名入れ:施主の姓またはフルネーム